2014年12月23日火曜日

テストプレイを円滑に進めるために‐テストプレイ用シート配布‐

皆様こんにちは。
ゲーム作ってらっしゃいますか?

ゲーム製作者用にテストプレイ用シートを配布いたします。
このシートは77spiele 与儀さんと一緒に作りました。

一応、仮配布ということで
今後利用していただき改善点があればどんどん変更していきたいと考えています。
まずは皆様のテストプレイが円滑に進みますことを。


ルールズ・オブ・テストプレイ

 

配布先:https://drive.google.com/file/d/0B1Oglcf2X_4zMDhHWl9RamR3cTg/view?usp=sharing
共同制作: 77spiele 与儀さん
配布元:転がる運命亭

ルールズ・オブ・テストプレイは改善点や追加項目など
皆様の意見を募集します。

ルールズ・オブ・テストプレイの使用は自由に使って下さい。
二次配布、改変などの際はご連絡いただけるとありがたいです。

それではよろしくお願いします。


2014年12月12日金曜日

ゲーム企画の持ち込みについて ‐Board Game Design Advent Calendar 2014‐

 

 

Board Game Design Advent Calendar 2014




こんにちは、或いはこんばんは、おはよう御座います。
転がる運命亭のまことです。(運命と書いて”さいころ”と読みます)

今回は、I was gameの@dbs_curry さんがはじめてくださった
Board Game Design Advent Calendar 2014の12日目です。

11日目の昨日は、高天原のぺけさんが「アルパカとお絵かき。(デザイナーの卵の方へ)
という記事を書かれました。
これからアナログゲームをつくろう!っという方は参考になる記事ですね!
ぺけさんみたいに、可愛い絵が描けてゲームも作れるのってスゴイですよね。
 (アルパカパカパカのスタンプは常用しています。可愛いです。)


ロストレガシーレジェンドに紛れ込んだ

ロストレガシー


 ”プレイヤーは、かつて強大な科学力を誇った古代人の“失われた遺産”を求め、この物語に身を投じます。限られた手札と情報の中、様々な協力者の力を借りてゲームの勝利を目指しましょう!
 本ゲームは、遊ぶ際にカードの構成を変化させることで、毎回異なる冒険を楽しむことができます。数多の組み合わせの中から、あなただけの物語を紡ぎ出してください。”


有限会社ワンドローさまのHPより抜粋

 

ロストレガシーレジェンド


『ロストレガシー』であり『ロストレガシー』であらず! 
全く新しい独立型の新規ゲームが8本収録!

 プレイヤーは、かつて強大な科学力を誇った古代人の“失われた遺産”を求め、この物語に身を投じます。限られた手札と情報の中、様々な協力者の力を借りてゲームの勝利を目指しましょう!

 この『ロストレガシー レジェンド』は、16枚のカードを使ったカードゲームです。そして、異なる16枚のセット(一部32枚)が8セット収録されている集合体の商品となりま す。各セットを異なるデザイナーが担当することで、それぞれが独特のメカニクス・勝利条件・プレイ感覚を持った全く新しい8つのゲームが体験できます。こ の1箱で遊べる新機軸のコンセプトを、ぜひお楽しみください!”



有限会社ワンドローさまのHPより抜粋




 
私(まこと)がロストレガシーのバリエーションを持ち込んだことを話させて頂きます。

ロストレガシーは、
ワンドローさんが制作されている最低16枚で遊べるカードゲームです。
 
カナイさんのラブレターからの流れをくむミニマルなゲームです。

私はこのゲームがとても好きです。
 
そんな私はある時こんな企画の話を耳にします。
 
 
「あなたが考えたロストレガシーを募集します。」
 
 
何処で耳にしたのか皆目見当もつきませんが、素晴らしい企画です。
 
直ぐに!プロトタイプを作成し応募しました!



プロトタイプを応募したあと、直ぐにワンドロー様からお返事がありました。
 
 
「どういうゲームか全く分からないから、来て直接説明して下さい。」
 
 
そういった内容です。
 
(嘘です。なんとなく面白そうかもしれないので来てください。
ぐらいのニュアンスだったと記憶しています。確か)
 

私は、「ワンドロー本社に行ける!」と言う喜びで頭が一杯でした。
 
しかし出来るだけ分かりやすく伝えるために、
友人に協力してもらい何度かテストプレイを繰り返しました。

そしてワンドロー様の本社で自分の作ったロストレガシーを説明させて頂きました。
 
ありがたいことに、
 
 
「いけるんじゃないか?」
 
 
とのお言葉を頂きました。
 
これは嬉しい!
 
 
当然ですが、このままでは出せません。
まだまだアラがあったのです。

このアラをワンドローさんと話し合ったり、
独自にテストプレイをしたりして削ぎ落として行きました。
驚くことに他のロストレガシーを作ってらっしゃるデザイナー諸氏に
アドバイスを頂くこともありました。

どこまで書いていいのか不明ですが
この時点ですでに幾つかのロストレガシーが出来上がっていました。

そのロストレガシーをプレイした時に思ったのは、
 
 
「ロストレガシーとは何だったのか!?」
 
 
ということです。
私が携わった「偽典」というセットは、
5番の遺産ではなく遺跡の中身を当てるというセットです。

自分の中では、結構無茶なルールにしたかな?と思っていました。
実際、前提としているルールを無視しているわけですから無茶といえば無茶なのですが。
それより何より、他の方のロストレガシーがすごかったのです。

詳しくはレジェンドをプレイして下さい。
 
「手に入らないよ!」って方は、私を遊びに誘って下さい。
 
 
 
 
さて、話を戻します。
アドバイスを下さるデザイナーの方々が作られたロストレガシーが、
あまりにもロストレガシーだっけ?というゲームだったので
意外にもスタンダードよりなゲームになる調整を行っていったのです。
 
 そんなこんなでアラを削ぎ落としいまの形に持って行くことが出来ました。
 
最終最後は、カナイさんと木皿儀さん、Junさんにテストプレイをしていただきながら
カード効果をフィックスさせていただきました。
 
 
 
さて
アラを削ぎ落としたあとは、フレーバーやストーリーが必要になってきます。
 
はじめの段階では、
 
  • 遺産が偽物
  • 謎めいた宗教観や世界観
  • ロストレガシー世界の宗教

みたいな感じでした。

この随分あやふやな内容が
 

 ”遥か昔に神が書き残したとされる経典を教えの根源とする教団があった。
だが、長い時間のなかでその経典は失われ、教団には腐敗がはびこり始めた。
教主は偽りの経典をでっち上げ、教えを自分の都合の良いように改変しようとしている。
真実に気付いたその弟子は、真の経典を見つけ出し、正しい教えを取り戻せるだろうか。”
 
 
というストーリーになったのです。
これらのストーリーやフレーバーは全て
 
 
 
カナイさんに考えてもらいました!!!!



つまりですね。
いわゆる、アレです。



丸投げ




はい。

絵のイメージなども杉浦のぼるさんに丸投げです。


なんということでしょう。


実質、原案を考えただけで
 
 
  • カード効果の修正
  • カードデザイン
  • ストーリー及びフレーバー
  • キャラクターイラスト
  • ルールマニュアル


これら一切をお任せした形になってしまいました。

これは申し訳ない。


そのお陰でとても楽しいゲームが作れたと思っています。


ロストレガシーレジェンドについては、
書くことが付きないのですがこの辺で記事を終えさせて頂きます。
(書き出すとカードの数字の話や、カード枚数、絵の点数など面白くなっちゃうので)
 
 
最後に

こんなにも素晴らしい企画に参加させてくださった(有)ワンドロー様。
そして一緒に参加しているデザイナーの方々に感謝を。
 
ありがとうございます。
 
ロストレガシーレジェンドは8つの面白いゲームが詰まった不思議な企画です。
自分に合ったセットが1つ以上見つかるはずです。
 
全部プレイして、好みのセットを探して下さい。

2014年11月11日火曜日

ゲームマーケット2014秋





こんにちは。
E-10 転がる運命亭です。

転がる運命亭ではゲームを2作品発表します。

1.ID-Imagination Deck building game-
2.ちゃりんポん(ポストカードゲーム)

です。

1.ID-Imagination Deck building game-は、前回落としてしまった作品です。
その際はご迷惑おかけしました。
今回は準備が間に合った分だけ頒布する予定です。

2.ちゃりんポん(ポストカードゲーム)は十式ゲームワークスさんの企画に参加した作品です。
ギリギリの進行でまだ現物がないのでお見せできないのですが

「コインを的、輪ゴムを輪として使う輪投げのようなゲームです。
各プレイヤーは投げた輪ゴムでより多くのコインの獲得を目指していきます。」

と言った内容になってます。

それ以外にもE-10では委託商品を受け付けました。

委託サークル様は3サークル。

まずは
*サイコロマンティック様の 「メイズワンダー」です。
こちらは今回は参考展示のみです。
次回以降のゲームマーケットで出される新作のお披露目!という形です。
試遊も出来ます。


お次は
■三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい
クラウドファンディング発のゲームが初の一般販売。
このゲームはクラウドファウンディング「CAMP-FIRE」のプロジェクトで
先行予約が目標額を達成したことで商品化が決まりました。

・「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」製品化プロジェクト
http://camp-fire.jp/projects/view/1126
※プロジェクトは既に終了しています

高杉晋作の都々逸がテーマで、遊郭で最後まで居座るため
次々と増殖する鳥をぶち殺し続けます。
テーマの大人な雰囲気とは違い、ゲーム自体はテンポ良く
ぎゃあぎゃあと仲間内で騒ぎながら遊べるものとなっています。
(プレイ時間は15分ほど)

プレイ動画は以下となりますので、興味を持っていただけた方はぜひご覧ください。
・プレイ動画(YouTube版)
 https://www.youtube.com/watch?v=KfVN51KbYL8
・プレイ動画(ニコニコ版)
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm24259373

・販売価格 2500円


■陰陽賽
十式ゲームワークスさんの非公式企画「ポストカードゲーム」参加作品です。

4色×4個(二人プレイ時は4色×3個)のサイコロを使用し、
盤のポストカードのいずれかの辺に座り、
「自分の方に向いたサイコロの目と色」で点数を競います。
各プレイヤーは自分の「色」を持っていますが、これは非公開情報になります。

できるアクションは以下のいずれか
<1>サイコロを配置する(全て配置したらその場でゲーム終了)
<2>サイコロを転がす(連続しては転がせません)
<3>「色」を公開し、特殊なアクションを行う

人の邪魔をするか?自分の点数を稼ぐか?
「色」を公開する特殊アクションをいつ行うか?
ポストカード一枚の盤上で、ガチな心理戦を闘うゲームになっています。

なお、サイコロを多数使用するため、数量限定でサイコロセットを販売します。
必要な方はご購入ください。
サイコロのみの販売はご遠慮頂いていますのでご了承ください。

・ゲーム本体 500円
・サイコロセット +1000円(サイコロ16個+袋)

なお、両ゲームをご購入頂いた方には「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」
限定カードを付けさせて頂きます。




との事です。

最後は
*ParagraphJump様の「サーペンツ」です。

ParagraphJump様はJ-29で参加されているサークル様ですが、
当日の試遊卓が無いため試遊卓をお貸しすることに致しました。
新作「サーペンツ」の他、過去作も試遊できる予定となっております。

以上、3サークル様の試遊スケジュールは以下のとおりです。

10:00〜12:00 各サークル自由。お客様の希望で遊ぶ
12:00〜13:00 ParagraphJump様
13:00〜14:00 サイコロマンティック様
14:00〜15:00 ペンとサイコロ様
15:00〜17:00 自由
ただし、各時間でもお客様が多数希望されたゲームがあればそちら優先いたします。
更に、席に余裕があれば違う同時立卓も有りです。
と言った内容になっております。
E-10 転がる運命亭ブースをよろしくお願いします。






2014年11月6日木曜日

ちゃりんポんmini

ちゃりんポんminiのルール



プレイヤーはそれぞれ投げた輪ゴムでコインを沢山手に入れることを目指します。






必要な物



輪ゴム 人数×3
沢山(財布の中の小銭等を使って下さい)
ボード






勝利条件:より多くの金額を獲得した人
終了条件:プレイ人数回プレイを行った時







まず、プレイヤーは輪ゴムを3本とコイン4枚程度(金額は関係ない)を受け取る。
残りのコインは全て銀行に置く。
コインの枚数は目安として1人3枚以上銀行に10枚程度ある状態が望ましい。
銀行にはコインが多ければ多い方がよい。


スタートプレイヤーを決める


次にプレイヤーはスタートプレイヤーから時計回りで
順番にコイン1枚ずつポストカードの上に置きます。

この時はじめの1つ以外は、
○他のコインに隣接する
○他のコインの上に重なる
のいずれか或いは両方を満たすようにコインを置きます。

全プレイヤーが全てのコインを置き終わったらゲームを開始します。

スタートプレイヤーから順番に輪ゴムを1本、コインの載ったカードに向けて投げます。
この時、輪ゴムの円の中に綺麗に収まったコインを全て手に入れます。
この行為を順番に繰り返し全プレイヤーが全ての輪ゴムを使い終わるまで繰り返します。


2回目からは獲得している金額の少ないプレイヤーから以下の行為を行います。


*両替
手元のコイン1枚を銀行の別の価格のコインと交換できます。
交換前の価格以内なら何枚でも取れます。金額が少なくても構いません。

*借金

コインの枚数が3枚に足りない場合は3枚になる様に任意の硬貨を3枚、借金する。

*コインを3枚、必ず投げる。
任意のコインを3枚、ボード上に投げ入れる

以上、3つの行為を全プレイヤーが行ったら
獲得している金額の少ないプレイヤーから輪ゴムを投げます。


終了条件をみたした時、
獲得したコインの金額から借金した金額を引き、
もっとも獲得金額の多いプレイヤーが勝者となります。



最終的に獲得したコインは大人な判断の元でなんとかしてください。
厳密に元に戻したい方は、最初に各自が財布からお金を出した時点で金額を控えておくか
写真をとっておく方法をおすすめしています。



このゲームは、当サークルの部長(そういうアダ名)の名刺ウラで遊べるゲームです。
みんな!部長の名刺をゲットしよう!